プライベートな支出に見えても経費で落とせます

こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

もう確定申告の準備はできていますか?

私は12月までの一通りの会計処理は済んでいるという状況で、あと一息がなかなか進みません。

今日は一見、プライベートの支出に見えるものが経費で落とせるかどうかについてです。

 

1 掃除機、洗濯機、冷蔵庫などの家電は経費で落とせる?

掃除機、洗濯機、冷蔵庫と聞くと、一人暮らしの引っ越し?なんて想像してしまいます。

これらの支出は事業用の経費になるのでしょうか?

一見、事業には関係ない支出のようにも見えますが、領収書があれば経費にできるのでしょうか?

生活家電であっても、事業に関係のある支出であれば経費に出来ます。

つまり、事業用で借りている事務所で使う掃除機、美容院を経営している方が業務で使用するタオルを洗うための

洗濯機、来客用の飲み物を冷やすための冷蔵庫であれば、すべて経費として落とすことができます。

経費で落とすときの勘定科目は”消耗品”になります。もしも、この中に10万円以上のものがあれば、消耗品ではなく

器具備品として資産計上し、使用可能期間に応じて減価償却費として費用に計上します。

青色申告承認申請書を出していれば、30万円未満のものは一回の経費で計上することもできます。

このほかに、10万円以上20万円未満のものは3年間で経費にすることができます。

事業の状況に応じて、どの計算方法でやるかは上手に選択してください。

 

2 個人事業主の場合には家事按分が必要

自宅兼事務所で事業を行っていて、上記の掃除機、洗濯機、冷蔵庫を自宅と事務所で使用するために購入した

場合には家事按分が必要になります。

掃除機、洗濯機、冷蔵庫を自宅兼事務所で使うとなると、事務所用に使う割合は多くても1割程度でしょうか?

自宅兼事務所の総床面積の事務所使用分や、洗濯物のうち事業で使うものの量など、ご自身で合理的に計算した

按分割合を支出額にかけることによって、事業用の経費を求めることが出来ます。

自宅兼事務所で使うものは、経費に多く計上したくて、適当な数字で計上しているっていう方も

よく見かけますが、税務署側からすれば、事業もやっているから認めてあげてもいい。くらいの気持ちですので、

何の根拠もなくあまり多く計上するは避けてくださいね。

 

3 まとめ

今回は、自宅でも事務所でも使われる可能性が高い白物家電を例に、一見プライベートの支出に見えるものが

どこまで経費に出来るのかということでまとめてみました。

このほかにもプライベートと事業用で区別がつかないものはたくさんあります。

その支出が事業用の支出であると言えるような証明が出来れば事業用の経費にすることは可能です。

昨年買ったものの中に、事業にも使っているものはないかもう一度チェックしてみると少し節税になるかもしれません。

ただし、領収書がないと経費には出来ないのでご注意を。

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