青色申告承認申請書の提出によって得られる3つのメリット

こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

青色申告承認申請書。以外に出していない方多いです。

この申請書を出すと得られる3つのメリットについて書いてみます。

1 損失が出ても繰り越せる

なんといっても一番大きいメリットはこの損失が翌年以降に繰り越せることだと思います。

設立1年目から利益が出ている会社はごくわずか。1年目は設備投資にもお金がかかります。

そのため、売上を順調にあげられていても赤字になることがほとんどです。

1年目で出た赤字。青色申告承認申請書を提出していないとそのまま無かったものとされてしまいます。

しかし、設立届と一緒に青色申告承認申請書を一枚出すだけで、赤字を10年間繰り越すことが出来るのです。

1年目に大赤字。でも2年目からは結構利益が出る会社には赤字の繰り越しは何よりもの節税になります。

1年目赤字だったから、青色申告承認申請書を出しておきさえすれば納税が少なくて済んだのに。というお客様を何人も見てきました。

本当に泣くに泣けないです。

なので、青色申告承認申請書は設立届と一緒に出すものだと覚えておいてください。

 

2 30万円未満の資産が1回で経費になる

普通10万円以上のものを購入すると資産に計上して、その資産が使える年数によって減価償却をして毎年費用にしていかなければいけません。

しかし、青色申告承認申請書を提出しておけば、30万円未満の資産であれば1回で経費に計上することが出来ます。

10万円以上30万円未満のものを資産ではなく費用に計上できるのは節税にもとても効果的です。

30万円未満のものを何でもかんでも入れていいかというと、それは無理です。

1年間に入れていいのは、取得価額合計300万円まで。

これ以上は30万円未満のものがあっても経費にはすることが出来ません。

 

3 繰戻し還付受けられる

1と内容が似ていますが、繰戻し還付は、赤字が出た次の年に利益が出た場合に、前の月の赤字分の税金を戻してもらえるという制度です。

赤字を繰り越すことが可能な場合と違い、利益と赤字が繰り返すような会社の場合には有効です。

ただ、繰り戻し還付を受けると税務調査が入りやすいとも言われています。

4 まとめ

青色申告承認申請書。たった一枚の紙ですが、税の優遇を受けるために必要な一枚です。

設立の日から3か月以内に出す必要があり、出さなかった場合には特典を受けられません。

せっかく事業を始めたのですから、受けるべき恩恵は受け、払うべき税金はきちんと払うという考えで事業をやっていただきたいし、

自分もそうしていきたいと思っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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