確定申告 間違いやすい事例②

こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

今日は寒かったですねー。私は手袋を忘れて自転車をこいでいたら手の感覚がなくなりました。

そして、目的地に着いた時には手は真っ赤。手袋ってすばらしいです。

 

今日は、純損失の繰り越しについて

 

1 純損失の繰り越し控除とは

損益通算によっても控除しきれない損失のことです。前年以前3年以内の純損失の金額は、その年分の総所得金額、山林所得金額、退職所得金額から差し引くことが出来ます。

つまり、損失が発生した年に青色申告書を提出し、損失発生後の各年に連続して確定申告書を提出すれば、過去3年以内に生じた

損失を控除できるというものです。

これは、損失発生年は青色申告書を提出していなければいけませんが、その後の年は連続して確定申告書を提出していれば大丈夫なので

青色申告書でなくてもいいというところが間違いやすいところ。

 

2 先物取引にかかる損失の繰り越し控除

1の具体的な例としては、先物取引に係る損失の繰越控除があります。

先物取引にかかる損失の生じた2017年に、先物取引の損失繰越額を申告し、その翌年2018年は申告をしていなかったら、

これは連続して確定申告をしていないので、損失の繰り越しは認められないということになります。

しかし、2019年分の確定申告までに2018年に生じた損失を繰り越す旨の更正の請求をした場合には、2018年に生じた損失は2019年の所得の金額から控除することが出来ます。

このほかに、2017年、2018年の確定申告で、2016年中に生じた先物取引の繰越損失額について申告をして、その後も連続して確定申告書を提出していれば、その損失が過少だったために、

損失額を増加させる更正の請求をした場合には、その更正の請求をした金額をもとにして損失の繰り越し控除ができる。

 

3 まとめ

損失の繰り越し控除をするためには、損失発生年は青色申告書、2年目以降は青でも白でも確定申告書を提出していれば一定の所得から引くことが出来る。

株や先物取引をやっている方は、損失が出たときにその損失を繰り越しておかないと、利益がでてもそこにそのまま課税される事になってしまいます。

まずは青色申告書を出して、自分の損がいくらなのかを税務署に報告。そのあとの年はとにかく申告をして自分の損失額があるということを税務署に伝え続ける。

これをしていないと損はなかったものとされてしまいます。

注意してくださいね。

金額を間違えて申告してしまった、という場合には2を参考にしてください。

 

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