試算表を見るときのポイント

こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

試算表って、どこをどう見ればいいかわからないという方は、

まずはここだけ確認してください。

 

1 売上高と経常利益

今月の売上がいくらあって、いくらの利益が出ているのか。まずは損益計算書に出てくる売上高を見ます。

自分が目標としている売上に届いているのか、いないのか。

もし、届いていても売上だけで安心するのは禁物です。

なぜなら、経常利益が出ていないと手元にお金は残りません。

売上から経費を引いた残りの経常利益も必ずチェックします。

現金主義の場合には、売上から経費を引いた残りが経常利益=手元に残るお金ということになります。

この手元に残るお金を回していくことによって、ビジネスを継続していきます。

 

2 粗利益率

売上から原価を引いたものが粗利益。この粗利益を売上高で割って求めたのが粗利益率。

この粗利益率は業種によって大体決まってきます。

小売業なら30%、サービス業なら80%などなど。

平均的な粗利よりも低いと、価格設定が間違っているということ。

原価の金額は仕入れ先を変えない限り変わりませんので、自分の会社の適正な販売価額を知りたいというのであれば、

仕入れの金額を(1-平均的な粗利益率)で割ってみればいいんです。

そうすれば、自分が売っている価額と売るべき金額との差が見えてくるので、今後の値決めの指標にもなります。

売上については、どれだけ売れるか、売るのかなかなか自分では決めることが出来ませんが、売値は自分で決定出来ます。

この算式を参考にしていただき、ご自身のビジネスの売値が適正かどうかチェックしてみてください。

 

3 まとめ

売上、経常利益と粗利益率についてまとめてみました。

試算表の中にはここにはでてこない利益や勘定科目もたくさんありますが、

まずはここだけ見ておけばいいという所だけを最低限で書いてみました。

今月は売り上げがよかったから~と安心してしまっている経営者の方がいらっしゃいますが、

ビジネスを継続していくためには、売上だけじゃなく、売上から経費を引いた残りも大切。

そして、売値を決めるには業種ごとの平均的な粗利益率を知っておく必要があること。

どれも、とっても重要な事ですので、忘れずにビジネスに生かしてください。

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