外注(自分)が経費の立替をした場合の処理の仕方

おはようございます。税理士の細川ひろみです。

自分が外注として仕事をもらっている場合、経費の精算はどのように処理するか迷います。

今日はそのことについてまとめてみます。

 

1 立替にかかる経費は領収書の宛名で処理が変わる

出版社から仕事をもらっている場合、出版社に行くためにかかる交通費があります。

その交通費を払う時、経費に計上するためには必ず領収書が必要です。

その領収書の宛名。どのように書いてもらっていますか?

①自分の名前で書いてもらう場合

領収書も自分で保管し、経費も自分の経費として計上します。

その交通費を出版社からもらう場合には、売上に計上されます。

仕訳は、

交通費を払ったとき

旅費交通費 2,000 / 現金 2,000

出版社から交通費をもらう時

現金   2,000 / 売上 2,000

になります。

②出版社の名前で領収書をもらう場合

領収書は出版社に提出し、交通費を払ったときは立替金で処理します。

交通費分を出版社からもらったときには、立替金を消します。

仕訳は

交通費を払ったとき

立替金 2,000 / 現金 2,000

出版社から交通費をもらう時

現金  2,000 / 立替金 2,000

という、処理になります。

 

2 領収書を提出するかしないによって判断もできる

1で説明した交通費ですが、その領収書を出版社に提出するのか、しないのかによって判断する事もできます。

領収書を出版社に提出しない場合には、①の処理になります。

交通費を払ったとき   旅費交通費 2,000 / 現金 2,000

交通費をもらったとき   現金   2,000 / 売上 2,000

 

領収書を出版社に提出する場合

交通費を払ったとき   立替金  2,000 / 現金  2,000

交通費をもらったとき  現金   2,000 / 立替金 2,000

 

3 まとめ

この2つの処理、自分に入ってくる金額は変わらないし、利益にも影響しないので、どちらの方法で処理してもよさそうですが、

そんなことはありません。

正しい方法で処理しないと、売上の金額が変わってきてしまいます。

売上の金額が変わるということは、消費税の判定に大きく影響します。

売上の金額が消費税の判定で使われる1,000万円に近い場合には、特に注意が必要です。

 

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