予測不可能な状況でどこまで予測するか

こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

コロナウィルスの影響はだれも予測していなかった。前代未聞の出来事となっています。

 

1 これから売上が上がるかわからない時の役員報酬は?

3月決算の会社は5月が申告月。コロナウィルスの影響がどこまで続くのか、緊急事態宣言が一部解除になったといっても、どのくらいで経済が今まで通りに動き始めるのかは誰にも予測出来ない状況です。

そんな中、基本的には1年間金額を変えることが出来ない役員報酬の金額をいくらにするか、経営者の方は判断に迷います。

事態が急変して、一気に加速するかもしれないし、このまま一定期間停滞が続くかもしれません。

役員報酬を高めに設定してしまって、損が膨らんでも銀行からの印象はよくありませんし、

逆に低めに設定したら、状況が好転したときに利益が出すぎてしまうということも考えられます。

私は、上向いている状況の会社には、少し上げてくださいと提案しています。

なぜなら、上向いている会社の社長の考え方は、どんな状況でも前向きにとらえて状況を変えていく力が備わっているからです。

 

2 売上が思うように上がらなかったらどうなるのか

1で書いたように、役員報酬をあげてしまって、思うように売上が上がらなかったらどうなりますか?

結論は、損失が出て、欠損金を翌期に繰り越す形となります。

銀行借り入れをしている場合、銀行への影響を考えてしまいがちですが、一度くらいの損失は問題ありません。

普通通りの状況でも、損失が出たからと言って次からは貸さないということは、ほとんどありません。

今このような状況下ではもっとおおらかに見てもらうことが出来るでしょう。

だからといって、あまりに高く役員報酬を設定するのはやめてくださいね。

 

3 まとめ

無事、決算が終わって、役員報酬の金額を決定しようと思ったときに、今の状況を考えるとやはり役員報酬の金額を今より高く設定するというのは、勇気がいります。

一歩下がって状況を冷静に判断したとしても、判断に困る状況です。

そんな中でも、決断をしていくというのは、経営者の腕の見せ所でもあり、一番面白い仕事でもあります。

たとえ失敗したとしても、その失敗をバネに成功を掴めば、それは失敗ではなく、成長のための通過点となります。

失敗や納税を恐れずに、前に進んでいただければと思います。

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